ヘアカラー後のヘアケアにヘアオイルは使えます。髪の表面をコーティングして、乾燥や摩擦によるパサつきを抑えるのに役立ちます。ただし、ヘアオイルだけで色落ちやダメージを完全に防げるわけではなく、使う量やタイミングには注意が必要です。
ヘアカラー後にヘアオイルを使うメリット
ヘアカラー後の髪は、薬剤の影響で乾燥したり、手触りが変わったりすることがあります。ヘアオイルを適量なじませると、髪の表面がなめらかになり、次のようなケアができます。
- 髪のパサつきや広がりを抑える
- ブラッシングや衣服との摩擦を減らす
- 毛先の乾燥を目立ちにくくする
- ツヤのある見た目に整える
これは主に、オイルが髪の表面を覆って手触りや見た目を整えるためです。髪の内部のダメージを元の状態に戻すものではないため、トリートメントなどと組み合わせて使うとよいでしょう。
ヘアカラー後はいつから使える?
ヘアオイルは、基本的にカラー当日から使えます。美容室でカラーをした場合も、乾いた髪の毛先に少量をなじませる使い方なら、通常は使用できます。
ただし、カラー直後にシャンプーをする時期については、ヘアオイルを使えるかどうかとは別の話です。カラーをした当日は洗髪を控えるよう案内されることもあるため、担当者から指示があればそちらを優先してください。
自宅でカラーをした場合
自宅でヘアカラーをした場合は、使用した製品の説明書に従ってください。洗い流しやシャンプーの方法、使用できるヘアケア用品が指定されている場合は、自己判断で変更しないことが大切です。
ヘアカラー後のヘアオイルの使い方
使う量が多いと髪が重くなったり、べたついたりするため、最初は少量から試します。基本的な手順は次のとおりです。
- タオルドライで髪の水分をやさしく取る。
- ヘアオイルを手のひらに少量出し、両手によく広げる。
- 毛先を中心に、内側から手ぐしを通すようになじませる。
- 手に残ったオイルを中間部分へ広げる。
- 必要に応じてドライヤーで乾かし、乾いた後に毛先へ少量追加する。
根元に多くつけると、髪全体が重く見えたり、頭皮がべたついたりすることがあります。特に細い髪や軟らかい髪は、毛先を中心に使うと調整しやすいでしょう。
濡れた髪と乾いた髪、どちらに使う?
濡れた髪には、ドライヤー前の乾燥や摩擦を抑える目的で使えます。乾いた髪には、毛先のパサつきや広がりを整える目的で使うのが向いています。
| 使うタイミング | 主な目的 | 使い方 |
|---|---|---|
| タオルドライ後 | 乾燥や摩擦を抑える | 毛先から少量なじませて乾かす |
| 乾いた髪 | パサつきや広がりを整える | 毛先にごく少量をなじませる |
| スタイリング前 | まとまりやツヤを整える | 髪質に合わせて少量使用する |
乾いた髪につける場合は、つけすぎると洗髪しても重さが残ることがあります。1回で多く使わず、足りないと感じたときだけ少しずつ追加してください。
ヘアオイルでカラーの色落ちは防げる?
ヘアオイルだけでカラーの色落ちを防ぐことはできません。ヘアオイルは髪の表面を整えるアイテムであり、カラーの色持ちを保証するものではないためです。
色落ちを抑えたい場合は、ヘアオイルに加えて次の点を意識します。
- カラー用や色持ちを考えたシャンプーを選ぶ
- 洗髪時のお湯を熱くしすぎない
- 濡れたまま長時間放置しない
- タオルで強くこすらない
- 紫外線を長時間浴びるときは髪を保護する
なお、ヘアオイルを使ったからカラーが必ず長持ちする、または使わないとすぐ色落ちする、と断定することはできません。色落ちのしやすさは、カラーの種類や髪の状態、洗髪の頻度などによって変わります。
ヘアカラー後に選ぶヘアオイルのポイント
ヘアカラー後は、髪質と使用目的に合うものを選ぶことが重要です。商品名に「カラーケア」と書かれていても、すべての髪に同じように合うとは限りません。
軽い仕上がりがよい場合
細い髪やボリュームが出にくい髪には、軽い使用感のオイルが向いています。毛先を中心に少量使い、髪の根元にはつけないようにします。
乾燥や広がりが気になる場合
毛量が多い髪や硬い髪、毛先の乾燥が強い髪には、ある程度まとまりを出しやすいタイプが選択肢になります。ただし、重さを感じた場合は使用量を減らすか、乾いた髪への重ねづけを控えます。
ヘアアイロンやドライヤーを使う場合
ヘアオイルをつければ、どの商品でも熱から髪を守れるとは限りません。熱ダメージ対策を目的にするなら、商品パッケージに「ドライヤー前に使える」「ヒートプロテクト」などの使用目的が明記されているか確認してください。
使用方法にアイロン前の使用が明記されていない商品は、アイロンの前に使わないほうが無難です。アイロンを使う場合は、乾いた髪に使えるかも含めて商品の表示を確認します。
ヘアカラー後に避けたい使い方
- 一度に大量につける
- 頭皮や根元に毎回たっぷり塗る
- 濡れた髪を強くこすりながら塗る
- 使用方法を確認せず、ヘアアイロンの直前に使う
- 頭皮にかゆみや赤みがあるのに使い続ける
カラー後に頭皮のかゆみ、赤み、痛みなどがある場合は、髪のケアよりも使用したカラー剤やヘアケア製品への反応を確認することが先です。症状が続く場合や強くなる場合は、製品の使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
ヘアカラー後のヘアケアでヘアオイルを使うときの結論
ヘアカラー後のヘアケアには、ヘアオイルを使えます。タオルドライ後は毛先を中心に少量、乾いた髪にはパサつきが気になる部分へ少量使うのが基本です。
ただし、ヘアオイルは髪の手触りや見た目を整えるアイテムで、色落ちやダメージを完全に防ぐものではありません。カラー直後の洗髪方法は美容師や製品の案内を優先し、熱対策が必要な場合は、その用途に対応した商品かどうかを確認して使いましょう。







